ごあいさつ

世界に類を見ない速度ですすむ少子高齢化。介護にまつわる問題は多く、未だ解決できていない問題が山積されています。そんな介護の問題を看護師の視点から考え、できるところから解決していきたいと考えています。

傾聴ボランティアとして、地元の老人ホームへ通っていたあの頃から30年あまり。

病院や介護施設での勤務経験で培ってきた知識や技術と、あの頃と変わらない熱意で安心できる介護環境づくりをサポートしていきたいと考えています。

2022年から問題となると言われているのが、深刻な介護職員不足です。今までも介護職員の不足は問題となっていましたが、2022年からはいわゆる「団塊の世代」が続々と75歳以上となるため、要介護者が今まで以上に増えると言われています。また、少子化の影響で労働人口は今後も減り続けます。現在でも北海道外では介護職員不足は深刻で、外国人技能実習生の力を借りて、介護職不足を補うことが日常となっています。北海道では大手の病院グループや介護施設グループでの導入は始まっていますが、体制作りに時間がかかり、まだまだ導入がすすまないのが現状です。

このままでいくと、要介護者の急増と介護職員不足で、介護を受けられない「介護難民」が出ることが予想されます。弊社は北海道内の外国人技能実習生受け入れ支援を行っていき、介護職員確保で、介護環境向上のための活動を行っていきます。

その他、介護環境向上に向け、時代やニーズに合わせた取り組みを行っていきたいと考えています。

株式会社ナースビジョン 代表取締役社長

菅原 一央

菅原一央は2021年3月に株式会社ナースビジョンを設立。高齢者向け住宅紹介「介ナビ札幌」を立ち上げました。

中学の時の職場見学にて特別養護老人ホームを訪問。その後も傾聴ボランティアに参加。個別性を重視した介護ケアに感動し、介護施設で働く看護師になることを決意いたしました。

地元の高等学校を卒業後、准看護師学校へ入学し准看護師資格を取得。精神科病院で准看護師として働き始めました。その後、正看護師資格取得のため札幌へ移住。日中は消化器科病院で働きながら、夜間の正看護師進学コースへ入学しました。正看護師資格取得後は脳神経外科病院、療養型(循環器)病院で急性期疾患、慢性期疾患に関して学び、老健施設では副師長としての管理職経験や施設ケアについて学びました。訪問看護ステーションでは管理者として勤務し、訪問介護、ケアマネージャーの方たちと連携しながら介護保険制度下での支援の実践経験を積みました。有料老人ホームでは呼吸器装着者を含む難病・末期がんの方の支援を行ってきました。

資格:准看護師・正看護師

修了研修等:SST初級・保健師助産師看護師実習指導者(特定分野)
      認知症高齢者の看護実践に必要な知識

趣味は音楽鑑賞、映画鑑賞、写真撮影

音威子府村函岳山頂にて