介護老人保健施設
在宅復帰を目指す要介護者に対し、リハビリ等を提供する施設とされ、病院と在宅や介護施設を繋ぐ役割の施設で、中間施設と呼ばれています。
病院で治療が終わったけれど、まだリハビリが必要で、すぐには自宅退院が難しい場合などに入居することができます。基本的には3~6か月程度の入居が可能で、特別養護老人ホームや有料老人ホームの待機や病状が落ち着くまでの経過観察などで利用されます。
最大の特徴は、施設長は医師である必要があるため、平日には医師が常駐し、看護師は24時間常駐しているため、非常に安心できる施設です。
リハビリ目的やレスパイト(介護者家族の休息)目的での短期入所が可能なため、上手に活用すると自宅介護をされる方には非常にメリットがあります。
デイサービスも併設されているため、デイサービスの利用と週末や定期的な短期入所などと組み合わせて利用することもできます。なるべく在宅での生活を維持したい方に適しています。
メリット
リハビリが充実している
医師の診察・健康管理が受けられる
ショートステイなど短期入所が可能
24時間看護師が常駐
デメリット
長期での入所ができない
多床室がある
夜間・休日は医師が不在